寺子屋修行に参加させて(保護者様の感想)
寺子屋修行とは・・・
寺子屋(道場)で子供たちを一定期間お預かりし、親元を離れたところで日常生活を送り日常の生活での親への感謝の気持ちや自立することを気づく場としてご提供させていただくものです。
後藤道場では空手だけでなく子どもの自律を促す様々なとりくみを行っています!^^
●I 様 (小学校4年生女子の保護者様)のご感想
先日の寺子屋修行ありがとうございました。いつも聞こえる小春の大きな笑い声が聞こえず、少し静か過ぎる五日間でした。普段は喧嘩ばかりしている長男も「あと○回寝たらねぇね帰ってくるね」と毎晩寝る前に確認してきました。やっぱり兄弟なんだなぁと実感しました。毎日私に口うるさく言われて自分のことをやっとできるような状態でしたので、修行期間大丈夫か心配しておりました。しかし、帰ってきてからの子どもは興奮冷めやらぬと言った感じでみんなで山に登ったこと、心肺蘇生法を習ったこと、連帯責任でご飯を食べなかったことなどをものすごい勢いで話してくれました。決して楽しいことばかりではなかったはずなのに「行って良かった」と話していました。集団生活の中でも家を恋しがることもなく楽しく過ごしていたんだなぁと思うと頼もしい反面、親離れしていく寂しさもありました。本当に今回の修行は親子共々良い経験になりました。ありがとうございました。
●S 様(中学1年生男子)の保護者様
4泊5日の寺子屋修行に参加させて頂きありがとうございました。親子共々とても貴重な時間を過ごさせていただいたと思います。修行に参加させるにあたって、空手を7年間続けさせていただいている事や日頃から匠の事を気にかけて下さっていることもあり、なんの心配もなく預ける事ができ有り難く思ってます。匠がいない5日間は、私にとって、家事や仕事と、いつもの日常と変わらず、生活していました。子どもがいなくても、子どもの事を考え、新学期に備えて、部屋の片づけや衣替えや、、、と家族の事をしているなー。と感じることでした。ただ匠が家にいないとなると、私の小言や怒りはなくなり、とても穏やかな日々だったと思います。日々のお手伝いの中で、私が、仕事のときは、洗濯物を取り込んでくれてます。忘れるときもありますが、、、。仕事から帰って取り込んでいる時に、“お手伝い、お手伝い“とさせていた事が、習慣になり、当たり前の事になってしまっていて、私も助かっているなー。と感謝の気持ちが、なかったな。と反省しました。そして、少しずつの成長を感じ、家族の一員となっていっているんだなー。と実感しました。我が子への思い。やはり、健康で、一日一日過ごせることと、まわりの方々からの支えがあり自分がいることを日々感じ、成長し、感謝していってほしいですね。私自身も両親や、家族にまず、感謝ですね。寺子屋修行という場所を提供していただき、本当にありがとうございました。そして、5日間身の回りのお世話をしてくださりありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
●Y 様(小学3年生男子)の保護者 様
寺子屋修行の4泊5日は、新小3の息子にとっては、長い期間の様にも思い心配、不安もありましたが、本人が行きたい!ということ、そして、私自信も後藤先生にお任せして、寺子屋修行を乗りきる事で、子どもが、何か自分に自信をつけるのではないか…という期待がありました。弟がいて、お兄ちゃんの立場のせいか、普段から、あまり自分の思いを話したり、伝えたりが苦手で、甘える事が上手く出来ない所があるのですが、行く前に、助け合う事、わからない事や、不安な事は必ず、先生、周りのお兄ちゃんに聞く事!を伝え送り出しました。後藤先生から、初めに連絡がないのは、大丈夫って事です。と言われていたので、居ない間は、その言葉が安心につながりました。迎えに言った際、嬉しそうに写経を見せてくれた表情が印象的でした。相当な忍耐力が必要な事だったと思います。そして、帰りのたくさんの荷物も自分で持つ!と言い、とても、たくましくなっていました。忍耐力や助け合う機会が普段の生活の中で設ける事が出来ないので、この様な寺子屋修行で、経験出来る事を大変有り難く思います。これからも空手を通し、後藤道場の先生や先輩を見習って、強さと自信、思いやりを持てる様に成長して欲しいと思います。
子どもたちの自律を促し親御様の子育て支援を趣旨に宿泊型学童育成を行います。寺子屋修行と称しますが、これは寺子屋(道場)で子供たちを一定期間お預かりし、親元を離れたところで日常生活を送り日常の生活での親への感謝の気持ちや自立することを気づく場としてご提供させていただくものです。
また親御様にとってもお子様と離れた環境で過ごすことで親子間や自身の在り方を見つめなす良い機会になるかと思います。普段子育てでお悩みの親御様は少なくないかと思います。子どもと良い意味での距離をつくり、親御様自身もゆとりをもつことで親子間の在り方を見直し改善されることも多々あるようです。
寺子屋修行の生活は朝早めに起きてお経を読んだり、掃除をして、食事の仕方を学んだり、自習(宿題)をしたり、、今回は空手の稽古も私が各道場へ連れていき出稽古をすることができますが、ごくごく当たり前の質素な生活をするだけですが普段と違った環境で生活することで子どもたちにも心の変化があるようです。
「かわいい子には旅をさせろ」 ですよね!