年上から年下への思いやりを育む
道場での稽古は異年齢、多地域からの子どもが集まり行います。子どもたちを取り巻く現代の学校環境はほぼ同学年同士で日々過ごします。
すると年上としての自覚やリーダーシップ、年下としての年上を尊重する気持ちや素直な心を育むことが不足しがちです。
封建的な雰囲気が懸念される現代社会ですが
年上が年下の子を気遣い気持ち、そして年下が年上を敬う気持ちは日本の伝統であり子どもたちが大人になるための礎になる大切なことだと思います。そのためには年上は威張らず、年下にお手本となること、年下は年上を尊敬して素直な気持ちで教わること、それが互いを高め合うのだと思います。
道場ではそういった異年齢での関係性をとても大切にしています。