寺こや十五夜お月観会
9月24日金曜日
まだまだ暑い空気の中、すもう大会から始まりました。低学年、中学年、高学年に分けて、トーナメント形式で戦いました。すもうは日頃しているスポーツではないですが、何故だかみんなやる気満々で、キラキラしていました。それを見ている大人たちも楽しくてゲラゲラでした。笑い声は、伝染します。
すもう大会に続き、綱引き。2組に分けて戦いました。ただ綱を引き合う競技なのに、不思議と盛り上がる。仲間と息を合わせて戦うからか強い気持ちになります。綱引きが終わったあとは、なんとも清々しい表情でした。
そして、みんなでお外でお餅を焼いて食べて、そんな普通のことが楽しそうでした。
このあと、法要と月供養。子どもたちが一緒にいつものようにお経をあげて、いつものようにその景色に大人の私たちが感動する。
その感情のまま、山主がお月さまのお話をされました。『月と人の生活は必ずつながってる。』月が人間に大きな影響を与えている、月に左右されている、昔からそう言われていることで、月と人はずっと変わらない。
お話を聞いて再確認して、お月さまの存在に想いを馳せて、また日常を繰り返す。月を見る機会は多いですが、何でもそうで、月との関係性を忘れてしまう。でもなぜか月を見ると、せつない気持ちになったり前向きになったりする。それでいいんだと思います。そして十五夜でまたしっとり確認し続けましょう。
(後藤道場スタッフ)