人の心のあたたかさ!〜寺子屋修行より〜
後藤道場では、本日より夏休み寺子屋修行(5日間)が始まりました。
後藤道場では、寺子屋修行だけでなく空手や寺子屋スクールなどさまざまな行事の際、上級生に対して自分で来るということもチャレンジしてみよう。と話をしております。
本日も垂水から来てくれるT君4年生が、1人で2度目の桜島フェリーからバスに乗って後藤道場に来てくれました。
1人で来れるようになるまでお母様と数回練習をされていました。携帯を持っていないT君、親としても途中で何かあったらどうしよう。練習の間、公衆電話のかけ方や分からなくなったら周りの人に聞くように伝えていました。
親としても子どもを信じる修行です。
今日は2度目、乗るはずのバスに乗れませんでした。
そこでT君は鹿児島駅の公衆電話からお母様と道場に電話をかけたそうです。でも焦っていたのかどちらも「只今、使われておりません・・・。」不安でいっぱいだったと思います。
それでもT君は、鹿児島駅の駅長さんに声をかけて、状況を把握した駅長さんがお母様に電話してくださり。その後T君を後藤道場まで送り届けて下さいました。こんなにありがたいことはありませんでした。
チャレンジしていたT君、覚悟を持って送り出しているお母様、道場に着けていなかったら次回T君もお母様も勇気が出なかったかもしれません。T君のピンチをあたたかい思い出にしてくださった鹿児島駅のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
やはり、子供の成長に周りの方の協力は欠かせません。
*感謝のあまり長文に…。読んで頂きありがとうございます。