漆のお米つくり体験④そして終了して
今回は最後の工程、稲刈りでした。
コンバインで稲刈りをしますが、まずはかまを使い手で稲刈りをしました。
初めにかまの使い方や注意することを聞いたせいか、かまを手にした子どもたちは真剣で、ふざけることなく楽しんで稲刈りをしていました。
大きくていくつもの機能がついているコンバインには、みんな夢中でした。
ただ、おもしろそうと思っていたかもしれないことでも、お米つくりの説明を受けるときはちゃんと聞いている様子から、子どもたちの力を感じます。大人にはわからない考えを巡らせているかもしれません。
何より、みんなケガなく元気にできたことが良かったです!
そして、お米つくり体験全4回終了して。
6月の田植えに始まり、ヒエ取り、稲刈り。
4回訪れただけでお米ができたとは言えませんが、お米作りのポイントはおさえて、お米ができることの大変さや農家の方の努力、みんなですることの意味など、たくさん勉強になったと思います。
その都度、うちに帰って復習することがなくとも、経験したことは無意識に残っているものなので、自分の中で強みとなっていると思います。
お米を作る大変さは、大人でも日常忘れてしまっていることであると思います。この子どもたちの経験を通して、また考えていただけたら、幸いです。
そしてまた忘れてしまっても、伝えないといけないときには、きっと思い出すことだと思うので、そっとしまっていてもらえればそれで良いと思います。
何より、子どもたちが頑張っていました。途中で疲れたり飽きてしまったりカエルに夢中になったりしても、少しでも関わったということが良かったです。
子どもたちそれぞれで感じるものは違うでしょうが、『経験』が大事です。『経験』という強さを得て、またさらにたくさんのことに興味を持って、動いて欲しいです。
今回もお米つくりについて教えてくださった方に感謝でいっぱいです。何かをみんなでするとなると、助けが必要となります。私たちは本当に恵まれていると思います。
この思いを今後、子どもたちと向き合うときに、伝えていきたいと思います。
ありがとうございました!